プレスリリース

乗客の安全は、運転士の安全な視界確保から
~12/18よりSWANSと東急電鉄が運転士専用防護めがねの実証実験開始~

2023/12/14(Thu)

 山本光学株式会社は、東急電鉄株式会社(※)と共同で運転士の視認性向上及び疲労・ストレス軽減を目的とした『運行業務者用防護めがね』の実証実験を、12月18日(月)より実施します。

  • 運行業務者用防護眼鏡とテストの様子

    運行業務者用防護眼鏡とテストの様子

 山本光学は、働く人々の安全を護る「YAMAMOTO」、多くのアスリートの視界を支える「SWANS」の二つのブランドを主軸に、110年以上にわたり「眼を護る」製品の提供を通じて、人々の眼の「安全」「快適」を支えてきました。

 運転士の視認性向上及び疲労・ストレス軽減を目的とした運行業務者専用の防護めがねの導入を検討していた東急電鉄では、産業安全分野の製品設計やスポーツ事業で得た知見を活かしたクロスオーバーな製品開発ができる山本光学に運行業務者専用めがねの開発を依頼。
 
①運行業務に適した光学性能や安全性を有した防護めがねであること。
 
②眩しさや映り込みを軽減しつつ、トンネル(隧道)や天候の変化など、暗順応にも明順応にも対応できること。
 
③業務仕様に特化したシンプルなデザインで乗降されるお客様が違和感を感じないこと、堅牢性が高く、裸眼でも眼鏡使用者でも使用できること。

などの要望を取り入れたプロトモデルが完成しました。

 今回の実証実験では、実際の運行での運転士による製品テストを実施し、未着用時と比較した疲労・ストレスの軽減効果や視認性を確認いたします。
 なお、 12月18日(月) から実証実験を経たうえで、 2024年1月より東急電鉄にて正式採用が予定されており、安全第一な鉄道運行において、運転士や乗務員の安全な視界確保や、疲労軽減、運転台のダッシュボードや信号、計器類が反射して見づらいという現象の軽減や、日中の運転台のパネル、沿線建物のガラス、対向する車両やレールからの反射光が運転席前面のガラスへ映り込むことを低減することで前方の視認性の向上につながることが期待されています。

※東急電鉄株式会社:東京・神奈川エリアの大動脈となる鉄軌道事業を展開。 1000人以上の運転士・車掌を抱え、乗降客数は民鉄業界トップクラスを誇る。

■製品特長

ノーマル・コンパクト 2種類のサイズを展開

■眩しさや映り込みを軽減し、前方視認性を高める『明るめの偏光』レンズ

可視光線透過率約40%・偏光度90%の偏光レンズは、耐衝撃性に優れ、傷つきにくく、軽量なポリカーボネート製。内側マルチコートで眩しさや映り込みを軽減しつつ、日本人に適した明るめのライトスモークレンズ。建物や跨線橋などの日陰に入った際でも暗く感じにくい。