社内でも第一線で活躍されている働き盛りの御三方ですが、実は全員が育児休業の経験者。
今回は「男性社員の育児休業」について、それぞれ取得したきっかけや経験談を語っていただきました!
― みなさんが育児休業を取得しようと思ったきっかけを教えてください
R : 僕の場合は妻が帝王切開だったので、ゆっくり休んで体調の回復に専念してほしいと思ったのが一番のきっかけです。また、長男は幼稚園・習い事の送迎に加えて日々のアレルギー対応食の準備などがあったため、そういった面を少しでもサポートできればと思って取得を決めました。
N : 出産は女性だけの負担になってしまうため、男性が多方面で育児に参加できるというのは大きなメリットですよね。僕も長女の保育園の送り迎えなどを含め、ワンオペでもう一人育てるのは家族に負担がかかると思ったのがきっかけです。当時は男性社員で取得した方はおらず、なんと私が山本光学の中で男性育児休業取得者第一号になりました(笑)。
M : Nさんが取得されたことで男性社員も育児休業を取得しやすくなりましたね!僕は今後夫婦で子育てをするにあたって、父親側も子育てスキルを集中的に身に着けた方が良いと思っていたので取得を決めました。お二人がすでに取得されていたので、周りの方から逆に育休を勧められましたよ。
N:前例を作れて良かったです!
― 育児休業を取得する際、会社の対応や上司・部内の反応はどうでしたか
N:当時は営業職で海外出張が多かったことや、前述の通り男性社員は誰も制度を利用していない状態。正直取得は難しいと思っていました。ですが上司へ相談したところ、男性社員でも育児休業が取りやすくなる状況を会社と色々模索していただき、環境はすぐに整いました。今後取得を検討する方のためにもなるので、快く受け入れていただいて本当に感謝しています。
M:僕の場合は同じ部署内に女性の方で育休を取得された社員の方が多かったのと、前述の通りすでにお二人が取得されており、最初からとても取得しやすい雰囲気でしたね。仕事も家庭もプライベートも、すべて全力で楽しむことができました!
R:周りの後押しやサポートにはすごく感謝ですよね。男性社員が育児休業を取ることは、社内で違和感なく浸透していると思いますし、僕自身恵まれた環境で働いていると実感しています。
― 実際に育児休業を取得して良かったこと、感じたこと
R:育休中は子供と向き合う時間がじっくり取れました。長男と1ヵ月かけて補助輪なしの自転車に乗ろう!と計画したものの、2日で乗れるようになったのは想定外!子供が成長するスピードには驚かされます。あと、「長い滑り台を探す旅」に何度も出かけたおかげで近隣公園の遊具情報にはかなり詳しくなりましたね(笑)。こういった些細な瞬間にも立ち会えなかったのかと思うと、子供のためだけでなく、親としても貴重な時間ですよね。
M:そうですね。日々成長する我が子を身近で見ることができたので、取得して本当に良かったと思います。0歳児の成長はあっという間なので、毎日が発見の連続です。初めての育児に夫婦で向き合うことができたのも良い経験になりました!
N:僕も同感です。今までは仕事や出張で長女の成長を身近に見ることができなかったので、次女の出産時に育休を取得した時は子供と一緒の時間が取れる嬉しさを肌で感じることができましたし、夫婦一緒に育児の大変さを経験できて良かったです。三人目の時はイクメンとしてレベルアップしたのか、大変さが少しマシだった気がします!
R:育児って本当に大変ですよね。普段から家事は一通りやっているつもりになっていましたが、長男と2人でじっくり過ごしてみると、自分は手伝い程度しかできていなかったと痛感しました。仕事をしながらすべてこなす妻に、改めて感謝とリスペクトを感じることができました。
― 仕事と育児との両立について、今後こうなれば良いなという想いなどはありますか
N:僕は男性もどんどん育児休業を取得するべきだと思っています。家族で向き合える時間が増えることは、子供だけでなく自身の精神面にもプラスになることが多いので、どの部署の方でも取得できる体制が整っていけばいいなと思っています。
M:そうですね。取得者が増えてきましたが、繁忙期などは取得しにくい部署の方もきっといると思います。公平に取得ができるよう、まだまだ努力は必要かもしれませんね。個人的な意見ですが、担当者から育休の説明を聞くまでは分からないことばかりで・・・。取得についてのハードルを下げるためにも、既婚未婚や取得の有無に関係なく、社内説明会などがあれば全員の理解が深まると思いましたね。
R:山本光学はライフスタイルに寄り添ってくれる会社だと思いますし、社員と会社でより良い働き方ができるように改善を重ねています。僕らの話が当社を志望される皆さんの少しでも参考になれば嬉しいです!
― ご協力いただきありがとうございました!