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Yamamoto Kogaku People #8

商品企画部 スワンズクリエイティブセンター
2020年4月入社

商品企画部 スワンズクリエイティブセンター
2020年4月入社

保護具とスポーツギアの間に立つ
コミュニケーションハブを目指して

知らずに使っていた保護メガネ

私は、好奇心旺盛で、何でも自分で経験したい性分です。プロダクトデザインを学んでいた学生時代も、アート制作の現場に足を運んだり、教授の仕事現場について行ったりと、自分の学んでいるジャンル以外にも好奇心の赴くまま、いろいろな現場をのぞいていました。
大学卒業後、デザイン事務所を経て、母校である芸術大学の工房で責任者兼指導員をしていたところ、山本光学が学生向けに会社説明会を行っていました。興味本位でのぞいてみると、なかなか面白そうな会社だなぁと。SWANSはなんとなく知っていましたが、山本光学という名前は知らず、保護メガネのブランドがあるのか…と勤務している工房の保護メガネを見てみると…「YAMAMOTO」の文字が!自分でも気づかないうちに製品を使っていたのです。職員の立場でしたが、学生向けの説明会が山本光学との最初の出会いでした(笑)。
その場で、説明会に来ていた社員の方にお話を伺ったり、会社見学に行かせてもらい、生き生きと働く姿を見て、この人たちと働きたい!と思い、大学の契約期間が終わるタイミングで転職を決めました。

マーケティングの経験をデザインに活かす

「デザインをしたい」という思いで入社しましたが、「まずは業界のことを一から勉強してみないか」と言われ、セフティ&レーザーオプト事業部マーケティング部からスタートしました。
デザインをする上で、世の中がどんなものを求めているか市場調査をすることは、学生時代や前職でもやっていたので、わかったつもりでいましたが、実際に保護具というジャンルにフォーカスしてみると、知らないこともたくさんあり、大きな学びとなりました。
マーケティングも1年、2年と経つにつれ、どんどん面白みが増してきて、どのタイミングでデザインの仕事をするか会社と相談しながら、入社4年目にクリエイティブセンターへ異動しました。といってもマーケティングにいた3年間、デザインから完全に離れていたわけではありません。
製品の改善提案をしたり、現在でも継続しているカタログや商品ビジュアルを担当したりと、地続きのまま、よりデザイン寄りにシフトしていったというイメージです。

街中や店頭で目にする自社製品がやりがいに

日常生活の中で自社製品を目にするのは、やはりやりがいにつながりますね。スポーツサングラスはもちろん、入社するまで気にかけることがなかった保護具も、意外と街で見かけます。消防隊員の方がYAMAMOTOのゴーグルをつけていることが多いので、消防署の前を通ると思わずのぞいてしまったり、ホームセンターで自社製品の取扱いがあるか確認してしまうのは職業病ですね(笑)。
マーケティング部にいた時は、常にどうしたらお客様に購入いただけるかを考えていたので、それがうまくいって購入いただけたのだとしたらとても嬉しいですし、デザインの業務に移った今もその気持ちは変わりません。

コミュニケーション能力を武器に

仕事をする上で私が大切にしていることは、コミュニケーションです。デザイナーは一人で黙々とつくりあげる職人的なイメージをもつ方も多いと思いますが、ものを一つつくるにはいろいろな人の助けが必要です。自分では拾いきれない情報を他の方から吸収し、自分がいいと思ったものでも多くの人の意見を聞いて、ブラッシュアップしていきます。よい人間関係がよい仕事につながると考え、仕事やそれ以外の話でも部署内外で積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
山本光学には、保護具とスポーツギアの二大柱があり、ジャンルも領域も異なりますが、デザインは一つの部署で行っています。今後は、保護具とスポーツ事業の間に自分が入ることで円滑に業務が進むような、コミュニケーションハブになりたいと考えています。もちろん、そのためには、各ブランドのことをもっと知り、勉強も必要です。会社のクリエーションを一手に担う部署だからこそ、二大柱を支える発信基地になりたいです。

MESSAGE

中途採用活動中の方へ

紆余曲折を経て、やりたかったデザインの仕事に着地できた私が思うのは、会社を選ぶ際、あまり絞り込まなくてよいということです。
当初は「デザインをやりたい」と思いで会社選びをしていましたが、そこに固執しすぎては、今の会社には出会えませんでした。
また、入社後、最初に配属されたのはデザイン部署ではありませんでしたが、新しいことを学ぶよい機会と捉え、実際にその時の経験が今の仕事に活きているのを実感しています。
やりたいことがぶれなければ、間口を広げても仕事は楽しいですし、経験がすべて自分の糧になり、いずれ適材適所がかなうと思っています。

学生の方へ

私は、コミュニケーション能力があれば、苦手な分野があってもカバーできると思っています。
自分が苦手なことを相手に知ってもらうか、もらわないかでやり方は変わりますし、得意な分野ならなおさら、コミュニケーションを上乗せすることで、よりよい仕事ができると考えます。
時間がある学生時代にいろいろなところへ行き、いろいろな人に会ってコミュニケーション能力を磨いてください。
今まで興味がなかったものでも、興味を持った瞬間から何でも面白くなりますよ。

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